100万円をあげよう私は中学生の時に神様を信じました。信じる前にも教会には行っていましたが、遊ぶためでした。私は「自分の存在価値は何なのか? 自分はいてもいなくてもいいのではないか? 生きている意味は何なのか? 目的は? いてもいなくてもいいなら、死んじゃってもいいんじゃないか?」と考えていま...
まことの神に出会って私は昭和初期の生まれですから徹底した軍国思想の中に育ち、教育を受けました。 物心ついた頃から国内は騒然としており、二・二六事件や、思想犯の弾圧、クリスチャンの迫害と、子供心にもただならぬ雰囲気を感じたものです。女学校(旧制女学校)時代は、英語も廃止、修学旅行も廃止、という...
父の死私は四国の片田舎で生まれ、封建的で日本伝来の宗教の中で育ちました。それはキリスト教とは何の関係もない環境でした。でも今思うとふしぎなことに、父は旧家の長男でしたが、弟の一家に望まれるままに家督を譲って田舎を去り、一家で町へ引越しました。そこに教会があったのでした。...
本当の夫婦になるための道のりこの春、丁度結婚三十周年を迎えるに当たり、神様に守られてきた事を一つ一つ覚えて感謝です。 私は五人兄弟の長女に育ったためか、我がままで自分の思い通りにしたいという心が人一倍強く、結婚してから主人の母との嫁姑の葛藤に長い間苦しみました。なかなか義母に素直になれない私に、主人は...
異端から救われて子育ての失敗や、舅(しゅうと)との問題に悩んでいた私は、『人を変えるのは難しい。自分が変わったら問題が解決するのではないか』との思いを持つようになりました。また、以前から、『人生にはどうしてこんなに悩みや悲しみがあるのだろうか』、『この世界はどうして出来たのだろうか』、『人...
天のお父さん子どもの頃の私は、両親に厳しく育てられました。そのためか、自分の事は棚に上げて、他人が規則を守っていないとか、ごまかしているとかが気になって仕方がない者でした。そういう気の強い私が教会に行くようになったのは、小学生の時に教会学校のチラシをもらったのがきっかけでした。...
空しい思いは喜びに私は若かった二十代の頃、「人間は何のために生きているのか」、「来る日も来る日も同じことの繰り返しで、人生の目的は何処にあるのか」、と解らないで悩みつつ、毎日を仕方なしに生きていました。空しい思いを埋めるために読書や映画を求めましたがその時だけで、現実に戻るとまたもとの空しさ...
あらしにもまれた小舟(私)のたどりついた港 私が小学校に入学する時、貧しい我が家にはランドセルなど買うお金もなく、父が何処からか貰ってきた古ぼけた、よれよれのランドセルを背負わされ、私はピッカピカのランドセルに混じって学校の門をくぐりました。 生活保護を受けていた我が家は、当時有料だった教科書をただで貰い、給食費も免...
真(まこと)の神にしたがう人生の選択 ~ 母の信仰決心「郷に入らば、郷に従え」、これが母の生き方でした。また、『個人の信仰はよしとしても、まわりの人達と上手に付き合っていくには、全体の意見に従いなさい。』と私にも教えました。地元の古い家系に育った母には、それが当たり前のことだったのです。母の日記を見ると、私達家族が同居するよう...
孤独でいらっしゃいますか?私は八年前、日本人である夫と結婚し、韓国から日本に参りました。最初の一年間は、日本語の学びのために日本語学校に通ったり、日本の社会、また文化などを知るためにあちこちを旅行しました。二年目に長男が生まれ、その時からは普通の奥さんとして、子育てや家事に専念するようになりました。...