top of page
検索

生かされているよろこび

  • takechieone
  • 2019年5月9日
  • 読了時間: 2分

 たくさんの御恵みのうちに生かされている事を感謝します。本当に物事に疎い、覚えることにも遅い、まったく弱い信仰の持ち主です。信仰生活50年と言う私ですが、最初のうちは聖書を読んでも、まったく分かりませんでした。

 教会へ出席するのは、賛美歌を聞きたい、いっしょに歌いたい、ただ、それだけでした。説教を聞いても、分かりませんでした。でも、教会へ来ると、大変楽しいのです。何にも分からない私に挨拶して下さる。何かと話しかけて下さる。非常に雰囲気が楽しいので、何とはなしに教会に出席していました。

 私が「さよなら」と言って帰ろうとすると、大橋先生が「みんなで歌いましょう。」と言って、帰ろうとする私の手を取って、また、元の席へ座らせて、10人、20人くらいの人で、何曲か賛美するのです。一時間くらいは、まもなく過ぎて,家へ帰るのが、遅くなるのでした。

 盲学校卒業後、就職して、知らない土地で道に迷うことが度々ありました。そんな時、じっとしゃがみ、賛美歌を歌いました。賛美歌を歌っていると、迷って困りあわてた、また不安な気持ちが落ち着くのでした。「神さま。私はどこへ帰るか道が分かりません。助けて下さい。」と祈りながら賛美歌を歌うのです。2,3曲歌っていると、「そんなところで何しているの。」と言う人が、足を止めて声をかけて下さいました。「私は帰る道が分からないから、誰かを待っていたの。」と言うと、「どこかね。」と言って、住所を書いたものを見せて、送っていただいたことが度々でした。

 また、私には忘れようとしても、忘れることのできない、恐ろしい出来事がありました。それは、昭和49年の冬、朝早く、46坪の借家を火事で灰にしてしまいそうになったことです。「何か燃えている、どこが火事!」と言って、バケツに水を入れ、家の中をただ右往左往していました。

 「もし、あなたがたのうちふたりが、どんな事でも、地上で心を一つにして祈るなら、天におられるわたしの父は、それをかなえてくださいます。」というみことばが、はっきり頭に入りました。

 「神さま、助けて下さい。なぜ火事になるのですか。どうして燃えているのですか。こんな事があっては大変です。止めて下さい。」と祈りながら、人声のする方へ行きました。


「おばさん、大丈夫だ。もう火は消えたよ。中は大丈夫だ。」と言って、肩をさすられ、わずかなところで事故にならないで守られた事を覚えています。

 弱い私がここまで生かされていることは、大きな神さまのお守りなくしてありません。御恵みを感謝します。(2000/4/23)竹内ユキ


#守り #賛美歌

最新記事

すべて表示
死に対する恐怖からの解放

小学生の頃から、私は死に対する異常なほどの恐怖に怯えていました。落雷に当たって死んだらどうしようとか、墜落した飛行機が我が家に当たったらどうしようとか、チェルノブイリ原発事故の影響で白血病になったらどうしようとか、ありとあらゆる可能性に怯え不安な毎日でした。...

 
 
 
イエス・キリストの赦し

私が教会に出入りするきっかけとなったのは、主人との出会いです。脇町教会員(徳島)の一青年が主人と知り合い友人となり、トラクトを主人に手紙で送って来て、それを今度は主人が「とても大切なことが書いてあるので丁寧に読んでほしい」と私に渡しました。...

 
 
 
神様がくださった平安と将来と希望

私が生まれた時、家の斜め前の教会の牧師夫人に色々助けて頂いたことをきっかけに、母は私と姉を、教会の日曜学校に小さい頃から連れて行くようになりました。 10歳の時に洗礼を受けましたが、思春期を迎える頃には私は自分のことが大嫌いで、劣等感の塊の様で、皆の前では明るいけど、一人に...

 
 
 

Comments


© 2019 by 平塚福音キリスト教会 Proudly created with Wix.com

  • Facebook
  • YouTube
bottom of page